為近和彦先生の物理は非常に良かったです。大学受験の物理において重要な要素の1つである、起こっている現象をイメージする力が養われました。また、為近和彦先生の授業は不必要に微積分を多用することがなく、苦手な人にとってもお薦めです。
浪人が決まってからすぐに通い始めました。決められた対面式の授業が朝から夕方まである予備校ではなく、自習時間も確保できるところが良いと思い、ある程度の自由がある代ゼミサテライン予備校を選びました。
地方からでも有名講師の方々の授業が受けられることが良かったです。体験を受けた時、『都会の人たちは、こんなに分かりやすい授業を受けていたのか。』と感動したのを覚えています。また、僕の通っていた代ゼミサテライン予備校は、良い意味で規模が大きくなく、生徒一人ひとりに対して真摯に向き合ってくれていると強く感じました。
受験は勉強とメンタルの両方が大切です。勉強だけしていても、メンタルが崩れてしまい本番で力を出せなければ意味がありません。また、世の中に溢れている根性論は気にしなくてよいと思います。苦しい思いをした人が報われる話は人を魅了しますが、現実もそうであるとは限りません。苦しい思いをした人でなく、合格最低点を上回った人だけが合格します。自分を追い込むことが必ずしも正しいわけではないと思います。
京都大学志望でしたが、基礎が不安な教科は基礎固めを徹底するという、素直さと努力できる姿勢で見事合格を勝ち取ったと思います。この1年は、メンタルのコントロールが大変だったかと思いますが、気分転換やオンオフをつける生活で乗り切りましたね。大学生活でもこの受験生活で身につけたことを活かし充実した大学生活を送って、さらに将来に活かしてください。