漆原慎太郎先生の古文の講座です。理由は、私は受験期の学習が英語に偏りがちだったのですが、古文に抵抗のあった私でも見続けれるほど楽しい講座でした。1回分に前回の復習、今回の内容、応用、確認テストが凝縮されており、単語や古文常識も覚えやすく教えて下さったのが、すごく有り難かったです。好きじゃなかったけど興味が湧きました。また、習った内容(話)が受験本番に出てきたので、受けてよかったと心から思いました。
夏頃から少しずつ映像授業を受け始めました。回数が各講座で決まっているので、見ずに怠ってしまうと、当たり前ですが溜まってしまいますが、逆に、しっかりと予定を決め、その通りに見進めることができる人には良いと思います。また、速度を変更できたり、聞き逃した部分を巻き戻してもう1回聞けるところ、そして同じ回を何度も見れたり、家でも見れるのが良い部分だと思いました。そこが決め手です。
部活が8月末まであり、塾の自習室へ映像授業を見に行くのがしんどいなと思うこともありましたが、映像の中の先生がよくご自身の浪人した時のエピソードをお話ししてくださり、それが毎回心に刺さり、頑張ろうと思うことができました。また、先生のペースが合わないなと思った時に速度を変えて、自分の一番理解しやすいスピードで学習に取り組める点がよかったです。
私自身、好きなこと・興味のあること以外、集中力に欠けるタイプであり、問題を解いていても気づいたら違うことを考えていました。一度「不合格」を経験し、モチベーションは低下していましたが、そういうやる気が出にくい時こそ、周りで応援してくれている友だち、先生、心配をかけている家族、自分よりはるかに学習量の多い同級生の姿を思い浮かべると、自然と「こんなことしてる場合じゃない」と喝が入りました。
6月頃までは勉強のモチベーションがそこまで高くなく、塾への自習来校も週2程度で、かといって家で勉強できるタイプの子でもありませんでした。2週間に1回の個人面談を実施し、各科目の進捗状況、動機づけUPのための話をたくさんしました。エンジンがかかるのに時間を要しましたが、最終的に第1志望校合格を勝ち取った秘訣は、変わるべきタイミングを逃さなかったことだと思います。